こんにちは、えすみんです。
長男の子育てを振り返っているのだけど、今日は今の長男の話。ちょっと長くなってしまうのだけど、お許しください。
受験して、第1志望の中学に合格し、これから楽しみな中学生活が始まると、親子共々期待していたものの、実際は違った。
部活をサボり、授業ではおしゃべりが過ぎ、提出物も出さず、補習もサボり、先生に悪態をつき、教壇を蹴ったり、授業中に友だちと取っ組み合いの喧嘩をして病院に行ったり、クラスメイトの嫌がらせに怒り、学校から勝手に帰ってしまったり、掃除をサボったり、夏期補習もサボったり…。
まあ、とにかくいろいろとやってくれました。
問題が多すぎて、進級できるのか?っていうくらい。学校から退学しろって言われるんじゃないかというくらい。
年末には、数学の先生の堪忍袋の緒が切れて、もう数学の授業は受けさせないと宣言されるまでに。年明けに謝りに行ったが…。
事が起きるたびに、先生と話し、長男とも話し、時に学校まで呼び出しもあったり、とにかくその都度、長男と向き合ってきたつもり。
年明け、初っ端の部活をサボったのを機に、部活は休部させるとに。
学校で怒られ、部活で怒られ、家でも怒られ、もうどうしようもないので、一旦生活態度を改めることだけに絞ろうと。
本人も自分も何とかしたいと思っているのに、どうしたらいいかわからないと泣いた時もあった。
部活を休部したことで、長男は少し余裕ができたように思う。
本人もたいぶ意識して、授業も受けるようにしているらしい。忘れ物もほぼしていない。提出物もちゃんと出してるようだ。
学校での生活を意識しているせいか、家での生活はあいかわらずダメだった。多少はと目を瞑っていたのだが、旦那はそれを許さなかった。
ご飯をダラダラ食べる、お手伝いはしない、ケジメをつけないゲーム、テレビを見ながらの勉強、自分中心の発言や態度。確かに見ていて私もイラついた。
ついこの間、また旦那の怒りが爆発。
ゲーム禁止令が出た。Wii UやSwitchを隠してしまい、できないようになった。
そうなった途端、火曜日にまた問題が。
先生から連絡をもらったのは、一昨日の水曜日。
メールの内容は3つ。
1.英語の勉強会をサボった。
2.火曜日の放課後、クラスで反省会をしたが、先に帰った。
3.掃除をサボる事が多い。
メールの内容について、いくつか疑問点もあったので、先生に確認のメールもした。
英語の勉強会は、先生に言われた203に行ったが、誰も来なかったので帰ったと主張。実際は302。事実関係を先生に確認したが、先生は言い間違えていないと。しかし、長男は先生が間違えたという主張を崩さない。先生を信じ、僕を信じてくれないと泣いた。まあそうだけど、散々嘘をついてきたからね、長男は。信用度としては残念ながら先生だ。がしかし、時間になっても誰も来なかった時点で、もう一度先生に確認しに行く方法を取れば良くて、勝手に変えるのはナンセンス。
放課後の反省会は、長男以外にも3人が勝手に帰っている。先生が会議に行き、戻るまで残っていなさいと言われたにもかかわらず、長男を含めて4人が帰っており、他のクラスメートも引き止めもしないというのは、いかがなものか。長男だけが帰っていたらお前が悪い!と強く言えるが、他にもいるとなると、帰ってはいけないということが全員に伝わっていなかったのではないか。そう考え、この件に関してはさほど怒らず。
掃除に関しては、4月からずっと言われているので、もうお手上げ状態。
掃除が終わった後、全員で点呼をするらしい。そこまでいないと、どれだけキレイに掃除をしても、サボりとなるから、最後まで残っていろと注意した。
この件で先生とメールのやり取りをする中で、部活の顧問の先生の言葉が添えられていた。
態度を改めるなら、いつでも受け入れます
って。
確かにサボったのは長男だ。それも一回や二回の話ではないし、大掃除にふざけて怒られたりもしていたし、確かに長男の態度は改めなければならない。それはわかる。
だけど、この言い方に、なんか釈然としない。
そもそも野球が好きで野球部に入って、最初は真面目にやっていたのだ。先輩からもお前、上手いなって言われたりして。
しかし、先生がいない時の練習は、リトル育ちの長男にはかったるいものだった。自分よりもそれほど上手でない先輩のノックとか。だからと言って、サボってはいけないのだけど、少しくらい行かなくても、自分は上手いからというおごりもあった。
サボる回数が徐々に増えた。サボったり、生活態度の悪い場合は、Bチームに落とされる。案の定落とされた。Bチームはそもそもレギュラーになれない技術の子が多い。そうすると、ますます練習はかったるい。余計にサボりがちになったりして、なかなかAには上がれない。Bチームの顧問の先生からは、部活ではなくて、シニアリーグに行った方が良いんじゃないのかと揶揄されることもあった。先生のその発言で、他の部員もまたお前はやめた方がいいんじゃないのかと言ったりした。その件に関しては、どうかと思ったので、顧問の先生に抗議をし、謝罪してもらった。しかし、この一件で、長男は完全に顧問の先生が嫌になってしまった。この頃、部活をサボっていることを私たちは知らなかった。部活が終わるくらいの時間に帰ってきてたし、さぼっているという連絡はなかった。
野球が嫌いになったのではない。部活の顧問が嫌になってしまった。
夏休みは合宿にも参加したし、なんだかんだと部活にはサボりがちだったけど参加した。一時はやる気を見せ、朝練(自由参加)に行ったりもした。
しかし、授業態度も含め、なかなか長男の態度はよくならない。
ある時、顧問の先生にふざけてるなら帰れ!と言われた。普通、これで帰ったりしないのだけど、長男は帰った。帰れと言われたから帰ったのだ。正直、え?と思うのだけど、顧問の先生に聞くと、これは一度だけではないようだ。それを聞くと、帰れと言ったら帰る生徒に対して、何度も帰れという教師ってなんなん?
長男の態度は確かに悪いかもしれないが、意図的に帰らせようとしてるのか?と思ってしまう。
この意見を旦那にしたが、旦那は先生のやり方に間違いはないと思っているので、私が意見をすることに理解ができないようだった。
顧問の先生が、態度を改めるなら受け入れますと言った言葉も、旦那はその通りじゃん。と、私のように引っかかったりしなかった。
例えば、お前はもっと上手くなるから、練習に戻ってこいよとか、Aチームに入れる力は持ってるんだから、練習に出てこいよとか、そういう声かけがあったら、そういう声かけをしてくれる先生だったら、違ったのかもしれない。
振り返ると小学校からあまり良い先生に巡り合っていなかった。長男の性格を把握してうまくやってくれる先生が。先生という職業に、あまり期待してはいけないと思いつつも、つい願ってしまう。小1と小4の先生は比較的良かった。しかし、なんといっても、塾の先生はダントツに素晴らしかった。長男をうまく手のひらで泳がせていたと思う。この先生だったから、中学受験も上手くいったと思う。
長男もあの先生の観察眼はすごいと言っていた。
1日の大半を学校で過ごす。
やはり良い先生に巡り会うことができたら、子どもは幸せだ。
先生になんて振り回されずに、やっていけたら1番いいのだけど。
良い先生との出会いは、運だと思う。
私自身、小6の時の先生以上の先生には巡り会えていない。
休部しているけど野球部に戻る意思は、長男にはないと思う。残念ながら、野球部の顧問の先生の元では、長男はやっていけそうにない。
長男が改心する必要性も十分あるのだけど。
これから先、まだまだ問題は山積みだが、長男にとって、素晴らしい出会いがあることを願う。