esminのブログ 〜わやだがね〜

3人の息子(専1,中3,小2)の子育てと旦那、家族を中心に、日々思ったことや愚痴、時々本の感想などを気ままに書いています。

1万円選書〜今日の人生〜

こんにちは、えすみんです。

 

久々に1万円選書の話。

1万円選書については、こちら↓

esmin.hatenablog.com

 途中、義母に勧められた本を読んだり、簿記の試験勉強したり、もちろんバカ息子どもにも時間を取られ、なかなか読み進められなかったのですが、少しずつ読んで、ようやく5冊目が読み終わりました。

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益田ミリさんの「今日の人生」

益田ミリさんは、存じ上げておりました。軽いタッチのイラストを描くイメージです。この本はそんな感じで、4コマチックな漫画の本です。

日々の何気ない出来事を、「今日の人生」というタイトルで、紹介してあります。その日によって、4コマだったり、2ページくらいになったりするんですけど、どれも軽く読めます。

「あー、こういうことってあるよねー」っていうわかりやすいというか、共感しながら、読めますね。業界っぽい内容の時は、「あー、そういうことがあるんだー」っていう感じです。

 

1つ紹介します。

「今日の人生」

夜、電車の中で、サラリーマン2人の会話を聞く

「最後の晩餐って何がいい?」

「うーん」

「親のカレーかな」

という今日の人生

 

という感じです。

何気ない日常なので、なるほどなーと思いながらも、自分ではこの本はチョイスしないなーって(笑)好きな人は好きなんだろうけどねー。

自分でチョイスしないからこそ、1万円選書の醍醐味だとは思います。

おそらく、子育て中でなかなかうまくいかない日々を送っている私に対して、人生ってこんなもんよっていう感じの意味を込めて、選ばれたんじゃないかと推察します。

 

 1番共感した今日の人生をご紹介。

「今日の人生」

個人の幸せ

他の人にはわからない

その人がどういうふうに幸せなのかは

その人にしかわからない

であるからして、

自分と違うというだけで

誰かの幸せを小さく見るのは

ちょっと違うんじゃないかと思った

今日の人生

 

自分は自分で、人は人。価値観の違いがあって当たり前なのに、同じであることが美徳とする文化がなんとなく根強いですよね。だからと言って、何をやってもいいわけではないのだけれど、なんとなく考えてしまいますね。

自分が昔から変わり者として存在し、忌み嫌われてきたからこそ感じるものがあります。

 

益田さんの言葉を借りて、

『私の人生は、たくさんの「今日」でできている』

1日1日の積み重ねってことですよね。

何気ない1日だったとしても、人生の一部。

忘れたいくらい嫌な1日でも、人生の一部。

人生の1日を大切に楽しみたいと思った本でした。

 

よかったら、お手にとってみてください。

 

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