こんにちは、えすみんです。
前回に続き、長男の中学受験を振り返ってみようと思います。
振り返ってみても、これから中学受験をしようかなという人に、何の役にも立たない内容だなと思いました(笑)すみません。
正直、親の方が大変という中学受験ですが、一番の苦労は、長男本人が、全く真剣に取り組まないことです。
男の子をお持ちの親なら、すごくあるあるなのではないかと思うんですけどねー。
塾をサボる長男
自分から受験をしたいと言い出し、
塾にも自分から行くと言った。
にもかかわらず、平気で塾をサボる長男。
子どもがやりたい、やろうということで、そのサポートをする親の気持ちとしては、
「ふざけんじゃねぇ!」
に尽きます。
安い塾にしたとはいえ、ただではありません。
模試やらなんやらと別料金もかかります。
幸い、夕飯は弁当という塾ではなかったですけれど。
仕事を辞めて家にいるとはいえ、
塾から「長男くんが来てません」とかいう電話を頻繁にもらい、その度に公園とかに探しに行くのは、本当に嫌気がさしてました。
そんなに遊びたいなら、塾を辞めて、受験も辞めよう。別に地元の中学で全然構わないという話をしました。これは本心です。
そもそも私は、中学受験に乗り気ではありませんでした。
何度話をしても、長男は受験を辞めたくないと言いました。
じゃあ、やれよ
ってことです。
私が中学受験に乗り気になった理由
先ほど中学受験に乗り気ではなかったと言いました。
実際に、高校になったら嫌でも受験をするのだし、小学生の頃からそんなにしなくても、遊びたいなら遊べばいいじゃん。って。
長男が勉強好きだったりすれば、話は別ですけどね。全くそうではありませんでしたからね。
そんな私が、途中から中学受験に乗り気になり、長男にはその方が良いとまで思うようになります。
きっかけはランチ会でした。
仕事を辞めたことで、時間ができ、PTAの役員をやりました。学年学級委員という役で、クラスと先生の間に入る役目と、学年事業という行事を一度開くのを企画から全てやるというものです。
たまたま知っているママが他のクラスの役員になり、それ以外のママたちも初めましてだったけれど、とても良いママたちだったし、仕事も要領よくサクサクする人が多かったので、結構楽しくできました。
前年度の役員がランチ会を開催していて、今年もやるかどうか迷いつつ、せっかくだからという理由で、ランチ会をやったんです。
ずっと働いていたこともあり、前職の上司により、授業参観等もなかなか参加できなかったので、保育園時代の人以外に知り合いがほとんどいませんでした。このランチ会で、何人か知り合うことができました。
その時に話した先輩ママで、高校生の息子さん、中学生の娘さん、長男と同級生の娘さんの3人の子をもっている方の話を聞いて、中学受験も有りだなと思うようになりました。
先輩ママの話
とにかく男の子は、中学になったら親の言うことなんか聞かないってこと(笑)
そもそもこの地域の中学受験率は昔から高くて、小学生から塾に行き、勉強する土台ができている。中学受験がダメだったとしても、勉強ができる土台がある子が多いから、地元中学のレベルが年々高くなっている。
高校受験は内申点がモノを言う。この内申点を取るのがものすごく難しい。たとえテストで100点を取ったとしても、授業態度、提出物の出来、ノートの取り方などが悪ければ、5はもらえない。それ以外にも部活の態度や成績、生徒会や委員活動、そういったものもかなり頑張らないと、内申書にプラスで書かれることはない。部活だと県大会レベルとか、英検は準二級以上、漢検も2級以上、とか。
そういうレベルでやらなきゃいけないっていうときに、中学の息子というのは、反抗期にも突入するし、まあ、親の言うことを聞きやしない。勉強しろだの、あれやれだの、あれはやったか?ちゃんとやったか?とか、どれだけ言ったところで、本当に聞かない。結局、自力で何とかする力がないと、落ちぶれる。
それだったら、まだ親の言うことを聞く小学生のうちに、中学受験をして、中高一貫校に入っておけば、高校受験をしなくていいから、反抗期の中学時代が楽になる。中学受験では内申点は関係ない。私立の中学は学費が高いと言われているけど、中学でそれなりの塾にいけば、塾代が結構かかるから、結果的に私立の中学と同じくらい払うことになる。
ほほう!ってなるわけですよ。
内申点!そうか、それか!
長男の今までの素行を考えると、内申点は絶対取れないなって。
この話を聞いて、中学受験をさせた方がいいと思うようになりました。
なんとか塾に行ってもらい、頑張っていただこうと。
サボりまくる長男との格闘が始まります。
塾を変わりたい
なかなか真剣にならない長男。
模試を受けても全くだめ。偏差値的に言ったら、38くらい。もっと低いかも。
塾の宿題もやらないし、サボるし、なんなの?って。
そしたら、塾を変わりたいと言い出した。
お得意の逃げかな?とも思ったけれど、塾の先生はバイトの大学生。バイトの大学生が悪いというわけではないけど、やっぱ相性もあるし、何より長男がなめきっている。
長男は人を観る目が結構鋭い。その上で態度を変えたりする。それはどうなんだ?って思うし、直して欲しいところでもあるけれどね。
変わりたいと言い出したのが、小5の3月。中学受験で塾を変えるなら、これが最後のタイミングでした。やっぱり小6の1年はきっちりとみっちりと勉強しないと、2月の本番には間に合わないからです。
最初に塾を決めた時よりも、慎重に、より選択肢を増やして、塾を選ぶことになります。