esminのブログ 〜わやだがね〜

3人の息子(専1,中3,小2)の子育てと旦那、家族を中心に、日々思ったことや愚痴、時々本の感想などを気ままに書いています。

長男の子育てを振り返る(8)ー自己管理能力と子どもらしさー

こんにちは、えすみんです。

今日は雨ですね。朝から、子どもと旦那を駅まで送って、バダバタでした。

 

またまた長男の話です。いつも長文、すみません。

友だちの家に家出をした長男。

その日は何も話さず、とりあえず寝ました。

翌日、旦那が一緒に登校し、校長先生や他の先生にも謝罪。

K君の方がものすごく反省をしていたようです。

全ての先生に2人で謝りに行きなさいと、学年主任の先生から言われたにもかかわらず、K君が謝罪を続けているにもかかわらず、長男は2日目からは謝罪行脚を勝手に辞めてしまいました。

本当に呆れてしまいます。長男がK君を巻き込んでしまったというのに。

 

長男とは、ゆっくり時間をかけて話し合いました。

前日に旦那が、出て行けと怒鳴ったようです。知りませんでした。

ですが、長男の家出の理由は、ゲームがしたかったから。

 

なんじゃそれ!!!!!!!

 

そんな理由で、多くの人に迷惑をかけ、心配させたのか!

と、旦那はもちろん叱りました。

呆れて、何も言えない時ってホントにあるんだなと。

 

大人から見れば、くだらない理由ですが、小5の長男の精一杯の考えだったのだと思います。

 

そんなにゲームがしたいなら、していい。ただし、やることをやってから。宿題とか、学校の準備とか、そういうやらなければならないことを終わらせたら、やっていいよ。

 

このやり方が正しいのかどうか未だにわかりませんが、とにかくそういう約束を長男として、ゲームを解禁にしたのです。

やりたいことが全くできない状態では、きっと勉強にも身が入らないし、やりたいことがあるから励みになったりすることがあると。

 

しかし、長男は約束を守りませんでした。

やることやってからゲームだったのが、いつしか後でちゃんとやるから、先にゲームと勝手にルールを変えて、先にゲームをするようになりました。

それで、後で本当にちゃんとやってくれるならまだいいのですが、後でやるわけがなく…。

どれだけ注意をしても、どれだけ話しても、全然治らず、中1になった今でも、先にゲームをしています。

時間で区切るということも試しましたが、それもなかなか守りません。

今続きでやめられないと言い、時間オーバーすることがしょっちゅう。

 

林修の初耳学という番組で、教育についての特集があったのですが、

ゲームをやること自体は悪いことではない。

統計でも1日1時間のゲームをする子どもの方が、勉強の成果が出ている。でも、1時間以上する子どもは、成績が上がらないという結果がある。

これはなぜかと言えば、自己管理能力があるかどうかの問題である。と。

1日1時間ということ区切りを自分自身でコントロールできることが重要。

 

これですよ、まさにこれ。

長男には自己管理能力がないというわけですよ。

自分の欲望のままに、行動する。

ゲームがしたいという欲望をコントロールできないわけです。だから、ゲームのために、家出までしてしまうという。

この自己管理能力っていうのは、どうやったら能力を上げることができるんでしょうか。

 

長男には厳しく接してきたと思います。

怒られてばかりなんですよね。褒めることもあるのだけど、きっと長男は褒められたことなどないと言うでしょう。それくらい怒られています。

だから、怒られないようにしようと、平気で嘘もつきます。その嘘がバレた時は、さらに何倍も叱られるのですが、その場さえ凌げればそれでいいという、安易な考えなんですよね。

これで、嘘をついたらどうなるのかとか、家出をしたらどうなるのかとか、そういう先の目線にはならないんです。

 

こういう話をすると、長男のことを子どもらしいという方が多いです。

なんとなく、昭和を匂わせる子どもらしさがあると。

長男のことを知ってる人は、憎めないんだよねーとか、将来大物になるよーとか、言ってくれるんです。

でも、でも、なんですよね。

この子どもらしさのままで本当にいいの?

子どもらしさがそれほど悪いことでもないとは思うのですが、本当にこのままで大丈夫なの?

答えは見つかりません。今でもわかりません。

もうただただ長男には繰り返し話をすることしかできませんでした。

 

長男はその後無事に6年生になり(笑)、6年生はクラスの雰囲気もすごく良く、担任の先生も問題ありませんでした。

一度、何か気に入らないことがあったようで、習字の墨汁をぶちまけるという荒業をやってのけ、クラスの12人に電話をして謝るということがありました。

こういうところは全然成長していません。

周りの子どもたちが、心身ともに成長している中で、長男だけがいつまでも幼稚な子どもに見えました。思い通りにならずに、駄々をこねてる子どもです。

 

中学生になった今でも、そんな感じです。

こうやって、いつまでも認めてあげない感じが、長男には苦痛なのでしょうか。

長男には自分の行動に責任を持って欲しい。

失敗や後悔も必要だけれど、それを人のせいにして卑屈に育って欲しくない。

親や先生の言うことをよく聞いて、自分で判断して欲しい。

らしさを失って欲しくはないけれど、感情の赴くままではなく、よく考えて欲しい。

 

長男とは、今もほぼ毎日のように口喧嘩をしています。

口喧嘩できるだけいいのかな?(笑)

長男の行動にイラつくことも多いのは事実で、中学に入っても問題ばかり起こしていて、本当にどうしたらいいんだろうと悩むことばかりです。

親として、何がいけなかったのか、何がこうさせたのか、振り返りながらいろいろ考えさせられました。

私だけが考えていても仕方ないんですけどね。

旦那と長男についていろいろ話したいのですが、旦那は耳を傾けてくれないので、なかなか難しいです。父と母で、言うことが違っても、子どもは混乱するでしょうし。

なるべく方向性は一緒にするようにしています。

まだまだ子育ては続きます。わからないことも多いですが、振り返るのはここまで。

 

長男の中学受験のことは、また別の機会にしたいと思います。

 

 

esminのブログ〜わやだがね〜 - にほんブログ村