esminのブログ 〜わやだがね〜

3人の息子(専1,中3,小2)の子育てと旦那、家族を中心に、日々思ったことや愚痴、時々本の感想などを気ままに書いています。

転職日記〜前職を辞めた理由②〜

こんにちは、えすみんです。

思いがけなく、今日は休みです。シフトをもらったら、休みになっていました。特に用事のない(作ればあるけど)休みは嬉しいものです。土曜日が出勤だったので、なおさら。

 

前回に引き続き、前職について振り返ってみようと思います。

前回の記事はこちら↓

esmin.hatenablog.com

前回の補足。

後輩の女の子がいたのですが、上司Aから厳しい叱責に軽いうつ病にかかってました。上司Aの異動により、持ち直しました。

上司Bとの間の確執により、人事担当の人に、うつ病の一歩手前だよと言われていたのは、私自身、出勤時間になると腹痛が起きたり、電車に乗ろうとすると気持ち悪くなったり、軽い微熱が1ヶ月以上続いたりしていました。それでも仕事ができないわけではなかったし、たまに休んだりするとケロッと治ったりしていました。旦那には仮病だろ!と言われたこともあります。

この間に、2回流産をしました。その後、次男を出産した時に、出産祝いとかなく、一緒に働いていたパートのおばさんに、出産祝いをしない職場は初めてだと言われました。

 

 

★上司C

なんとか異動ができ、新しい職場になってからの上司です。

上司Cも仕事のできる人でした。綺麗好きで、何事もキチンとする人で、問題が起きることを極端にきらい、問題が起きないためにも、キチンキチンとする人でした。

♣︎巡回職員は休むな

異動になって、最初の頃は1つの局の固定職員ではなく、いくつかの局を1週間交代くらいで、回って仕事をしてました。顔見せの一種でもあり、人手がいないところを補う意味もありました。

ある時、上司Cのいる職場で、子どもが熱を出してしまいました。呼び出しには旦那が応じてくれたのですが、次の日は私が休むことになり、その日のうちにそこの局長には次の日の休みを申し入れていました。

休んだ次の日、上司Cに言われた言葉は、「巡回職員は、人手が足りないところに来てるんだからさ。巡回職員をアテにして、他の職員の休みを入れたりしてるんだから、その巡回職員が休んだら意味ないよね」でした。

ということは、巡回職員は永遠に休むことが許されないってことなのか?と憤ったのを覚えています。

4月にはどこかの局に配属になるので、上司Cのいるところは嫌だなと思ってました。

 

♣︎休みはあげられない

4月に配属の局が決まりました。上司Cのいるところではなかったので、良かったと思っていたら、なんと上司Cも同時に同じところに異動になってしまいました。これでめでたく直属の上司となったのです。

その年、長男は小学1年生。初めての運動会でした。親子共々見に行くのを楽しみにしていたのですが、残念なことに天気が悪く、順延。翌日曜日も雨。運動会は火曜日になってしまいました。

上司Cに、子どもの運動会が順延して、火曜日になってしまったので、火曜日に休みが欲しいと言いました。返ってきた言葉は、「そんなの無理に決まってるでしょ。もうすぐ月末だし、休みはあらかじめ申請した日以外は無理」。

あえなく、初めての運動会を見ることはできませんでした。

 

この話をママ友にしたら、仕事と子どもとどっちが大事かって話でしょ。っていわれました。そんなこと言われても、休みをもらえなかったんだから…。

なんだか罪悪感でいっぱいになったのを覚えています。

 

♣︎子どもを作るには早い

旦那は4人兄弟で、自分も子どもは3人以上は欲しいと希望してました。私は特にこだわりがなかったので、旦那がそういうなら、3人は産もうかと思っていました。

次男が3歳になり、そろそろ3人目をと考えていたところ、夏頃に妊娠しました。夏は、夏休みがあります。みんなで交代で夏休みを取ります。

私が夏休みを取っている最中に、出血しました。過去に2度流産した時も同じような感じだったので、またかーという思いで、病院に行きました。夏休み前に受診した時と変わらずで、とりあえず様子をみましょうという話でしたが、その後も出血は続いているものの、胎児は大きくもならず、体内で亡くなってるという判断でした。過去2回は自然に出てきたのですが、その様子がなさそうなので、手術で出すことになりました。手術をする先生の日程に合わせて、休みを取り、大事を取って手術後も3日の休みを取りました。

その休み明けに「まだ下の子どもが小さいし、熱出したりして休むこともある。その度に休んだりして迷惑をかけるんだから、こんな状態で、3人目を作るのはまだ早いんじゃないの」と言われました。

人の家族計画に口を出すなんて、信じられないと思いつつ、世の中そういうものなのか?

 

♣︎親に来てもらえ

子どもたちは比較的丈夫で、あまり休むこともなかったのですが、たまに休んだときに、熱がなかなか下がらず、3日休んだことがありました。

ちょうど旦那も転職したばかりで、有休もないし、私が3日休みました。

その休み明けに「長く休まれると迷惑だから、実家に頼れないの?」と言われました。旦那の実家は自営業だから、なかなか子どもをみたりするのはできないと説明すると、「あなたの実家はどうなの?愛知でも新幹線で来れるんだから、来てもらうようにして」

その後、長引きそうな時は、実母に頼んで来てもらうこともしばしば。来てもらう時は、新幹線代も出したし、実母はパートを休んで来てもらっていたので、パート代全額ではないですが、いくらかのお礼も渡していました。

私が有休を使って休む方がどれだけ安上がりか…。そこまでいうなら、新幹線代を上司に払って欲しいとさえ思いました。

 

♣︎全員の許可を得ろ

郵便局の仕組みとして、4月の始めの頃に、今年消化しなくてはならない有休を全部決める必要がありました。私の場合、ほとんどが子どもの学校行事になっていましたし、前年に熱出したりとかで有休を取っていたので、他の職員が20日休みを持っているところ、大体10日ほどしかありませんでした。忙しそうな日や月末に休みを入れるのは御法度。しかし、どうしても休みが欲しい日がありました。そこで上司Cに申し入れると、「他の全員から休みの許可を得ろ」と言われたので、全員に忙しい日で申し訳ないですがと休みの許可を得ました。全員の許可を得たので、休みをお願いしますと申し入れると「そんな申し出をして、休んじゃダメだと断る職員がいるわけないだろ。考えたらわかるでしょ。ワガママなんだよね。ただでさえ、えすみんさんばかり休んでいるのだから」

子どものことで休むことが多いことを言われました。もうずっとそういう嫌味が続いていたので、とにかく休みますと、その希望した日は休みました。

 

♣︎とにかく休めない、その他もろもろ

とにかく、上司Cは休むことを嫌いました。職場が円滑に回っていくためにと考えていることはわかっていましたが、子どもの休みは予期できないですし、どうしようもありません。

上司Cもまた上司Bと同じようなことを言いました。

女性上司のお祖母さんが倒れ、新潟に急いで帰らなくてはいけなくなったとき、「お互い様だから、協力しましょう」って。

どうして、子どもを育てることはお互い様ではないのでしょうか。

確かに、独身の人や子どものいない人には関係ないのかもしれません。しかし、それを言ったら、すでに親を亡くしている人には関係ないとも言えます。家族構成は人それぞれです。いろいろあって当然です。どうして、どんな状況でもお互い様にならないのでしょう。

 

上司Cの元で、長男の授業参観も土曜日以外は全て欠席しました。長男になんで来れないの?と言われたこともしばしば。

 

旦那の祖母が亡くなった時も、お通夜の時の半休はもらえず、仕事が終わってから慌てて行きました。さすがに翌日のお葬式は休みをもらえましたが。長男の嫁として、かなり大変でした。あまりの慌しさに、帯状発疹が出ました。

 

上司Cの元で、通算4回の流産をしました。手術をしたのは、最初の1回で、残りの3回は自然流産でした。自然流産も出産の一部として、特別休暇が5日間認められています。会社にはそういう制度がありました。5日間認められたことはなく、流産したのがちょうど土日だったことが多く、ほとんど休みはもらえませんでした。

 

子どもは元気でしたが、インフルエンザで学級閉鎖したときも、台風で学校が臨時休校になったときも、休みはもらえませんでした。台風で休みになった時は、長男を職場に連れて行き、職員用休憩室にずっと居させたこともありました。

 

とにかく、休みを取ることに関して、ずっと言われ続けました。

同僚の女性には、休んでもやっていけるのにとか、子どもの休みは仕方ないのにとか、理解してくれている人もいたので、頑張って続けていくことができたと思います。

 

★ついに退職

長男が小学3年生の時、学校での問題も多く、長男といる時間が必要だと考え始めていました。その年の秋の終わりにその職場での4度目の妊娠をしました。 この妊娠がうまくいけば、産休育休に入ることができ、長男といる時間がもてると思いました。しかし流産してしまいました。これ以上は無理だと考え、退職したのです。

退職したことで、経済的にも苦しくなることはわかっていましたので、3人目も諦めることにし、長男次男と過ごす時間を大切にしようと思いました。

 

上司Cの元で、3年。

これで郵便局員として、15年。

これで子育てに理解のない上司との戦いも終わりました。

他の職場では、理解ある上司もたくさんいて、なぜか私の上司は理解のない人ばかり。同僚には、えすみんさんはツイテないよねーってよく言われています。

 

退職後、ストレスフリーになって1年後、念願の3人目を授かりました。

母体のストレスが、大きく影響していたのだと、納得した次第です。

 

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