こんにちは、えすみんです。
だいぶ前に買っていた小説をやっと上下巻とも読み終わりました。
自宅療養生活のおかげですな😁
綾辻行人著『奇面館の殺人』
ミステリーなので、あまり内容には触れないでおきます。
高校生の時に友人に勧められて読んだ『十角館の殺人』から、ハマりまして、以後『館シリーズ』として発刊されたものをずっと読んでいます。
元々ミステリーが好きで、ホームズとかアガサクリスティとか読んでました。
シリーズの中でもいろいろ傾向があったりするのですが、この奇面館はかなり面白かったです。
読みながら、いろいろ推理をするんですけど、全然推理は当たらなかったです😅
十角館の時は、当たったんですけどねー。この時は知ってるトリックだったからというのもありますけども。
このシリーズ館の中に、秘密の抜け穴とか秘密の部屋があるんですけど、どこがどこに通じているかっていうのは、やっぱり読者には想像しにくいですよね。
だからこその面白さがあります。
種明かしを読むと、あ、そうだった!と思うのですが、読んでる時には全然気づかなかった。
自分の推理が当たるのも嬉しいですが、当たらず、予想外の展開になったり、犯人だったりするのもまた面白いですね。
著者の綾辻氏の著書には、精神的な感じやホラーのミステリーもあるのですが(囁きシリーズとか)、私はこちらの館シリーズのような本格ミステリーの方が断然好きです。
このシリーズは10作で終わると言われていて、この奇面館が9作目。
あと1作で終わるのか〜と思うとちょっと残念な気もするけど、最後の作品はどれだけ楽しませてくれるのかという過度の期待をしちゃいます。
作品とは関係ないけど、小説家の小野不由美さん(十二国記シリーズ)が、奥さんなんだと知った時は、結構びっくりしました。有名な小説家が夫婦とは。。。作品の系統が違うからうまくいくのだろうか?などと余計なことを考えたり(笑)
学生結婚なので、あまり関係ないのかなぁ。たまたま2人とも小説家で成功したくらいな感じなんでしょうかね。
久々に、小説をじっくり読みました。
以前は通勤電車で読むことができたのですが、今は徒歩通勤なので、単純に本を読む時間がなくなっていたので、やっぱり読書は良いなと再認識。
まだ読もうと思って読んでない本があるので、進んで時間を作って読まないとね。