こんにちは、えすみんです。
以前にも何度か書いていますが、実母が痴呆症になっています。
過去記事はこちら↓ タイトルはいろいろですが😅
父が健在で、一緒に暮らしているのですが、疲れた疲れたと言うので、有休使って、帰省して様子を見てきました。
母の痴呆症は、父が騒ぐほどに進行している感じはしませんでしたが、若干は進んでいる気がしました。
夏に帰省した時(上の2番目の記事)には、ようやく相談員さんに会う約束を取り付けるところまで。
その後、病院に行き、診断を受け、要支援1の認定を受けました。これが去年の9月。
年末帰省をした時(一番下の記事)には、デイサービスに行く行かないで、揉めていました。要支援の認定を受けてから、ずっとデイサービスに通った方がいいと言い続け、本人が嫌がっていると父も及び腰で、全然話が進まず。
結局2月くらいに私から相談員さんに連絡して、デイサービスの話が頓挫してるんで、なんとか進めて欲しいとお願いしました。それでようやく話が進んで、3月半ばに体験に行き、4月から週に一度デイサービスに通うようになりました。
とにかく話が全然進まないんですよねー。
痴呆症の進み具合が緩やかなのでまだいいんですけど、いつ急に進むかわからないのが、怖いですね。
以前の記事にも書いたように、同じことを繰り返し聞くとか、そういうのは相変わらず。
その頻度が酷くなったということもないです。
つんのめった歩き方をしてたり、電話で話す声のトーンが変だったりしていたのですが、3月くらいから電話の声は良くなっていました。
今回帰省時に一緒に散歩しましたが、歩き方もいくらか改善されていました。
父に聞くと、薬を変えたのが良かったと。
最初に勧められた薬は貼り薬で、あまり効果がなく、飲み薬に変えたら良くなったようでした。
薬のおかげなのか、ちょっと元気になって、問題が勃発。
テレビショッピングで勝手に買い物をしてしまったみたいです。
2回で済みましたが。
父が届いた荷物見て、なんだ?となり、でも母親は注文したことを覚えてない。
1つは未開封で返品できたけど、1つは母が開けちゃって返品できなかったようです。
テレビ見て、電話で注文しちゃったわけですけど、自分の住所や名前は言えるんですよねー。そこまで忘れてないっていう。
これもデイサービスに行く前の話です。
父は透析をしていて、週に3回、朝から3時くらいまで出かけてしまいます。その間、母は1人。その間の過ごし方が問題なわけですよね。
テレビショッピングもその間の話ですし。
家で1人でいる母は、散歩には行くけど、特に何もしないでソファにずっと座ってるんですって。下手したら、昼ごはんも食べない。とにかく何もしない。父はそれをブツブツ言ってました。
4月から週に一度、父が透析に行ってる間、デイサービスに行くようになり、ちょっと安心しました。
残りの日は、相変わらず何もしないんですけどねー。
今までの母の痴呆の問題行動をまとめてみます。
①何度も同じことを聞く、言う
②家の鍵を何度もなくす
③保険証をなくす
③ATMの操作方法がわからなくなる
④今まで普通に行ってた場所(コンビニや店)が急にわからなくなる
⑤何もしない、やる気がない、すぐ寝る
⑥テレビショッピングで勝手に買い物
⑦管理できていた預貯金がわからなくなる
⑧せっかちになった
④について年末くらいにコンビニに行くと出かけたのに、通り過ぎて、コンビニがなかったと帰ってきたことがあったらしいです。
あと4月に両親は鳥羽の方に一泊で出かけて、もう何度も泊まって旅館だし、しかも着いたその日に部屋についてるトイレを2,3度使ったにもかかわらず、夕飯後にトイレに行くと行って、部屋を出てってしまい、フロントまで行って、トイレの場所を聞いたらしいです。
今回帰省時にひつまぶしを夕飯に食べに行ったのですが、本当に子どもの頃から何度も行ってるお店なのに、急に今日開いてるかどうか歩いて見に行くって言い出したり。田舎なので、同じ町内ですけど、結構距離があって、歩いて見に行く距離じゃないんですよ。年末に行った時はお店の場所も名前もわかってたので、5ヶ月でわからなくなってしまったんだなぁ。
⑤は薬の影響もあるのかなと思います。
薬の副作用して、眠気が強くなるようなことを書いてありました。朝晩の2回服用で、日中も眠いのかなと。30分くらい散歩して、家に帰るとすぐ疲れたと寝ちゃってました。体力の衰えもあるかも。
車の運転はもうしなくなったので、良かったです。
⑧について、今回の帰省時に強く感じて、これは私の憶測ですが、やらなきゃいけないタスクがあって、母の中で忘れないうちにやっておきたいという気持ちが強いのかなと。
例えば、ご飯を食べに行くよ。6時に家を出るよって母に言うと、何時に出るんだっけ?と何度も聞くのは前にもあったのですが、5時くらいから、もう出かけようと早く出かけたがるんですよね。お店がまだ開いてないから、まだだと言うと、その場ではそうかと理解するけど、5分くらいしたらまた、もう出かけようって言うんです。
時間はよくわかってないけど、出かけることは覚えてて、覚えてる間に出かけるというタスクをこなしたいんじゃないかなって思うんですよね。
母自身は、多少自分がおかしいことには気づいてるけど、そんなに酷くないと思ってるから、父にあーだこーだ言われてるけど、そんなに酷くないところを見せたいというか、ちゃんとできる、覚えてるということを行動で示すために、タスクを早くこなしたいと思ってるんじゃないかと。それが本当かどうかはわかりませんけどね。
食事もでき、着替えもでき、排泄もでき、お風呂とかも問題ないし、持病があるわけでもないので、まだまだ大丈夫かなとは思うのですが、少しずつ痴呆症は進んでますね。
過去記事の1番下のにも書いたんですけど、エンディングノート。
痴呆症が進む前に、書いてもらいたくて、前回渡したのに、全然書いてなくて😆、今回何とか一緒に書き進めました。重要なところからね。
痴呆症になって何が1番困るって、資産を動かせなくなることです。
母はまだ資産は多くないですが、もし父が死んだら、特に家の相続は母になるのが一般的。住む人が相続した方が、相続税も安くなります。配偶者特別控除もあります。でも、痴呆症の母が家を相続して、その後施設に入れる時に、家を処分したお金でと思っても、痴呆症の人の資産を勝手に売却することはできません。
なので、父にはその辺のことを言いました。遺言書を作成するとか、家が母の名義にならないようにしないといけないって。
母はゆうちょしか持っていないことがわかり、定額貯金を積み立てていたので、今回一緒に郵便局に行き、全部解約して、普通貯金に移しました。そうすれば、何かあった時に、ATMで父でも私でも少額なら下ろすことができます。
今後のことも考えると、家族信託や後見人とかも選択肢にいれておかないといけません。
定額貯金を解約する時にわかったことが1つありました。
毎月一定額を自動積立する定額貯金をしていて、自動積立用の通帳があり、通帳を窓口に持って行って、記帳するんです。それが令和3年5月15日を最後に記帳されていなかったんですよね。ということは、この辺りから母は痴呆になってて、記帳することも忘れてしまってたってことです。
1番初めに、私が母の痴呆のことを書いたのが、2年前の7月。
この記事↓
だから、ピッタリ符合するんですよ!
やっぱりおかしいと思った時は間違ってなかったわけですよね。本人はまだ大丈夫ってずっと言い張っていたけど、合ってたんだ!と思いました。
おかしいと思ってから、診断を受けるのに1年かかり、デイサービスに行くのに、さらに半年かかりと、なかなかうまく進みませんね。
今ようやく行き始めたデイサービスは、行った先で特に何をするっていうわけでもないらしいんです。
編み物とか何か趣味がある人は家から持っていくらしいんですけど、母は全くの無趣味。そういうのも痴呆症になる要因かもしれません。
とにかく何もしたいことがないので、デイサービスに行っても座ってるだけで、少し話もするらしいけど、お昼食べて、お風呂入って終わりみたいです。
デイサービスが決まった後に、ケアマネジャーさんから担当の挨拶の電話をもらった時に、運動をしたりするデイサービスもあるので、通ってみて何かあったら、違うところも探しましょうって言ってもらえてたので、そういうところに変えてみてはどうかと父には話しました。
話した時は、父もそうだなぁ、その方がいいかもなぁ、今度ケアマネジャーさんに電話してみると言ってたのに、今回確認したら電話してなかったし、どこ行っても同じだから面倒くさいとか言い出して💢
まぁ、父も自分の透析の体調もあるし、母と暮らしてて疲れてるので、なかなかできないんでしょうけどね。でも、母の痴呆症がどんどん進んで、大変になるのは父なので、もう少し危機感を持って欲しいものです。
時間を見つけて、私の方からまたケアマネジャーさんに電話してみようかと思っています。
父がまだ元気なので、なんとかなってますが、父に何かあった時にどうするかというのも早めに考えないといけません。
まだ子育ても全然終わらないのに、親の介護もあるし、なかなか思い通りにいかないもんですね〜。
自分たちの老後も考えないといけないですね。エンディングノートは、自分たちも書いた方が良いなと思いました。