こんにちは、えすみんです。
実は一昨日書いたはずのブログが、投稿したはずなのに、消えていました。
ショック…。
気を取り直して、またまた長男のこと。
小学四年生になった長男。
担任の先生は、30くらいの女の先生で、受けもらってもらうのは初めてだったけど、1年からずっと持ち上がっているので、学年のことはよくわかっていた。それに、きちんとする先生で、忘れ物とか、宿題とかちゃんとチェックしてくれた。
ありがたい。
2年の時の担任のおかげで、宿題に対する姿勢とかが悪くなっていたから、本当にありがたいです。
黒板の端に、宿題を忘れた人の名前を書いておく。ちゃんとやって提出したら、名前が消される。そういう仕組み。
こういうのを嫌がる人もいるらしいけど、ホントにこれくらいやってくれて、助かった。1番多い時で、4つくらい名前があったこともあった。
そういう先生のおかげなのか、私が仕事を辞めて、パートになり、家にいる時間が増えたからなのか、長男はそれほど問題は起こさなかった。
仕事を辞めて時間ができたから、PTAの役員もやった。学校との関わりを増やして、学校に行く回数も増えた。
ドッジボールにハサミをぶっ刺して、ボールをダメにしたこともあった。
それでも先生がかなり叱ってくれて、親の出番はなかった。
特に夏休み。
夏休みの前に、パートの仕事も辞め、完全にフリーになったので、長男と過ごすことを重点においた。
工場見学だったり、帰省だったり、夏休みのスノーボード教室や工作教室、今までできなかったことをした。
振り返ってみても、楽しかった。長男も同じように思っていたら、嬉しい。
リトルリーグもこの頃には、旦那の監督はなくなって、その点だけでもかなり良かったと思う。
それでもやっぱり、私たち夫婦は長男に対して厳しかったかもしれない。
野球での上下関係や荷物の管理、学校での生活、家での生活、いろんなことに対して、きちんとして欲しくて、いろいろ言い過ぎていたと思う。
でも、問題を起こして欲しくなくて、そういう思いで、必死だったようにも思う。
四年生になって、5歳からやっていたスイミングも辞め、4歳からやっていた料理教室も辞めた。
どこから聞いたのか、何を思ったのか、長男は地元の中学に行きたくないと言い出した。
地元の中学に行かないことは、何を意味するのか。
中学受験をするということ。
は?
まず耳を疑った。
何を言ってるの?
中学受験するっていうことは、勉強しなくちゃいけないんだよ。そこわかってるのかな?
こちらとしては、経済的なこともあるし、そう簡単にいいよとも言えないのだが、
とりあえず本人がやる気になってるから、塾に行ってみようということになり、学校の近くの塾が、1教科無料という。ただそれだけの理由でそこに行った。体験した時に、長男もこに通うと言ったし。
まあ、長男は何でもやりたがるし、体験したら、何でもやりたいというから、本当にヤル気があったのかは微妙だけど、安いから通わせてみようと。
実際に通いだしたら嫌になって、中学受験をするのも辞めるんじゃないかと最初は思っていた。
意外にも、長男は塾通いをやめるとは言わなかった。
もしかしたら、言えなかったのかもしれない。
言い出したらやり遂げろ、努力する前にあきらめるな。
旦那がよく言う言葉。
旦那のこの言葉に、私も賛成で、どんな理由であれ、納得するまでやって欲しいと。
これがまた長男を追い詰めていたのかもしれません。
四年生はさほどの問題もなく終わりました。
5年生になり、また女の先生でした。新任ではあったけど、はきはきした30くらいの先生で、良い先生でした。少し厳しいくらいの先生でないと、長男はダメだったので、ちょうどいい感じ。
この頃になると、3歳の時の火傷の痕が本人も気になるようになり、周りもまた茶々を入れるようになった。特に、頭の部分。毛穴が潰れてしまって、毛が生えてこない。そこをみんなが禿げと言う。
言われてるだけならいいんだけど、長男はまたそれにいちいち反応してしまっていた。廊下のすれ違いざまに言われたりして、取っ組み合いの喧嘩をしたこともあった。
野球をやっていたことで、坊主頭だったから、余計に禿げが目立っていた。
言う方が悪いんだから放っておけと、言わせたい奴には言わせておけばいい、相手にするからダメなんだと、長男には話した。
長男はそれに納得してはいなかったような気がするけど、怪我が治るわけでもなく、一生つきまとうことなのだから、強くなって欲しいと。
自分でやりたいと言い出した中学受験だが、塾の成果は全くなかった。
友達と遊びたくて、塾をサボることもあった。
ゲームもやっていた。多少ならいいけど、なかなか時間通りに終わることはなかった。けじめをつけられなくて、度々怒られていた。
学校の宿題はそこそこやっていたが、塾の宿題はほとんどやっていなくて、塾の先生から呼び出しを受けた。
勉強しないなら、中学受験はやめていいよ。地元の中学に行けばいいのだから。
塾をやめる提案も中学受験をやめる提案もしたが、長男はそれはイヤだと言い張る。
そんなに言うなら、ちゃんと勉強してと。
ちゃんとやる。大丈夫。
こういうやり取りを何度したことか。
本当に、何度も何度も話をした。その度にちゃんとやると、長男は言い張った。
その言葉を毎回信じるのだが、ほぼ毎回裏切られる。
しかし、長男の言葉を鼻から嘘と決めつけて、長男の話を聞かないというのも、また長男を問題行動に走らせるのではないかという葛藤もあり、信じては裏切られるというのを繰り返したのです。