こんにちは、えすみんです。
前回中学受験の話を書いてから、1ヶ月が過ぎてしまいました。
その間簿記の勉強やらなんやらいろいろあったので、なかなか時間が取れず…。
前回記事はこちら↓
さてさて、毎日塾に行く日々が始まりました。
いつまで経ってもエンジンのかからない長男。
一歳の三男をつれて、毎日送り迎えをするこちらとしても、いいかげんやる気を見せて欲しいところ。
12月の頭だったか、それより前だったか、塾の先生と面談がありました。
子どもは除いて、夫婦と先生という面談です。
夫婦揃って面談をする意味としては、夫婦の足並みも揃えて欲しいという、塾側の意向がありました。
時々いるんですって。
夫婦で考え方が違い過ぎて、突拍子もないところを志望校にする親とか。
子どもも戸惑いますよね。
その点、我が家はそういうことはなく、というかほぼ塾にお任せ的な感じだったので、揉めることもなく。
揉めるのは、長男のやる気がないことくらい(笑)
で、面談ですが、お試し受験なるものをさせたいという話。
もちろん塾側の要望です。
お試し受験ってなんじゃらほい
って思ったわけですが、本試験が2月1日で、1ヶ月くらい前にある試験。主に、地方の学校の試験を首都圏で受けられるというもの。
塾としては、毎年みんなに受けさせるんですって。
それで本試験1ヶ月前の実力を測るというもの。加えて、地方の学校とはいえ、受かったら子どもは嬉しいから、少し自信を持って、本試験に臨めるという。
お試し受験の学校は、試験の点数を開示してくれるところが多いようで、どれだけ点数が取れるかっていうのもわかるんですよって話。
この塾では、だいたい受ける学校は、「土佐塾」か「宮崎日大」となってるらしいです。
他の塾のママ友に聞いても、「土佐塾」という名前が出てきたので、どこもそうなんだなって思った記憶があります。
この地方の首都圏受験は、かなりの人数が合格します。そんなに合格させてどうするの?って思うけど、お試し受験というが定着しているから、合格してもほとんど通わないことを前提になってるから、地方の学校にしてみたら、受験料を集める目的なんだろうなって。
で、長男には「宮崎日大」をお試し受験しましょうという話。
ぶっちゃけていうと、レベルの高いところを目指してる子が「土佐塾」で、そうでもない子が「宮崎日大」となってるようです。
レベルの低い長男は、当然宮崎日大なわけです。
受けるのは構わないけど、さすがに宮崎なんて遠いところ、どうなんだろう?って。
Y先生に、率直に質問しましたが、
「宮崎日大は、塾と同じ最寄駅の大学で試験が受けられますよ。試験の雰囲気も味わえます。志望校が受からなくて、宮崎日大しか合格しなかったら、そこに行かせればいいんですよ。それが嫌なら、勉強しろっていう話なんです。」
という返答。加えて、
「宮崎日大、意外といい学校なんですよ。過去に気に入って、次男を最初から宮崎日大に行かせた親御さんもいたんですよ。」
っていう話。
そうか。そこしかなかったら、そこに行かせればいいんだ。宮崎のようなところのほうが、案外長男には向いてるかもしれない。
と夫婦揃って、先生の話に納得。
というわけで、1月4日に、長男はお試し受験をすることになりました。
お正月も返上で勉強だねーって。
正月には旦那の実家に帰るのですが、その年は、私と長男は行かずに、家で勉強。
のんびり正月を過ごしている場合じゃないわけです。そもそも成績は上がってないですからね。
1月4日。
宮崎日大のお試し受験。
国語算数理科社会の4教科を受けました。
中学受験について驚いたことは、今や試験の当日には合格発表があり、しかもネットで確認できるということです。
昔でいう掲示板を見に行くドキドキ感とか、掲示板の前で胴上げとか、良かったね!と抱き合って喜ぶとか、喜んでいる人の側で、不合格の人が肩を落として帰っていく姿とか、そういう悲喜こもごもとした風景は、皆無。
画面の前で一喜一憂するのみです。
さて、長男の結果は…
合格!
いやあ、ホッとしましたねー。
このお試し受験ですら不合格だったら、あと1ヶ月、一体全体どうしたらいいんだというくらいですからね。
しかし問題もありました。
点数です。
お試し受験は、点数を開示してくれるから、受ける価値もあるというところですからね。
長男の点数は、はっきりとした数字を覚えているわけではないですが、全教科40点代だったと思います。社会が50点代だったか?…。
おいおいおい…。
よくこの点数で合格させたな、宮崎日大。
大丈夫か、長男。
今まで勉強しても、この点数なの?!
内心、志望校は無理だなって思いました。偏差値的に言っても、宮崎日大より志望校の方が少し高いですから。
もうこの時点で、正直宮崎だなって(笑)
当の本人は、点数より何より、合格したという事実に大喜び。
「俺、いけんじゃね?」
ってなもんですよ。
現に、この後の長男は、合格したという事実から、気が緩んでました。
お試し受験の次の日、始業式だったのですが、友だちの家に遊びに行ってしまいました。
しかもまた学校から帰って来ず、友だちの家に行ったのです。次男は帰ってきたのに、長男は帰ってこない。帰りを待っていた私は、家出した時と同様に、三男をおんぶした状態で、公園やらなんやらを探して歩くハメに。
なめとんのか、コラ!
ふざけんじゃねえぞ、コラ!