こんにちは、えすみんです。
長男の中学受験を振り返っている間も、当の本人は問題ばかりを起こし、この受験はなんだったんだろうと思う日々です。
そして、姪っ子が中学受験をして、見事合格しました。
模試でA判定をもらっている話を聞いていたので、だろうなという感覚で、あまり喜びを出さなかったので、旦那に「冷たいやつ」と言われてしまいました。
いや、めでたいんだけどね。おめでとう!とは思うけどね。。。。
さてさて、長男の中学受験の話。
小6の4月から新しい塾に行くことになりました。
塾選びの話はこちら↓
おじさん先生2人で、やっている塾でした。
塾長のY先生が国語と社会、K先生が算数と理科いう分担です。
テキストは四谷大塚のものを使っており、時折オリジナルのプリントとかがありました。
毎週土曜日には、ゴリラ塾というタイトルのプリントを持ち帰り、答えを書いて、塾にFAXをする。塾の休みの日曜日にやってねというものです。解答の他に、正解者のランキングが貼り出されたりして、次はもっと早くやろうとかそういう気にさせるようです。
面白い取り組みだなと思っていたけれど、長男はそれほど燃えることもせず、忘れることが多く、どんだけやる気がないんだという感じです。
それ以外に塾の宿題なんてものはありませんでした。
塾だけで完結してくれてました。親が家で勉強をみるということもありません。
こちらの塾は、有名私立、公立一貫校のコースとそれ以外の学校コースの2つに分かれていて、曜日で分けられていました。
もちろん、長男はそれ以外のコースです。
ついていけてないわけではないけれど、いかんせん集中力もなく、すぐにサボりたがる。他の子と比べると、やっぱりやる気が感じられないという。
しかし、この塾で何が良かったか。
Y先生です。
このY先生が、長男の性格や特徴をよく掴んでくれていたんです。
それと、たぶん私たち夫婦がそれなりに長男に厳しい存在であったことと、子どもにべったりしていなかったこと、先生のやり方に文句を言わなかったこと。
Y先生が後々、ご両親の性格がとてもやりやすかったですと言われました。
中学受験なんて、正直未知なる世界だったので、先生に文句をいうなんて考えも及ばなかったです。経験者にお任せしますっていう感じです。
Y先生は、長男に対して、褒めすぎもせず、叱りすぎもせず、ある意味で淡々と、ちょっと突っぱねる感じで、接していました。
褒めすぎると調子に乗って、これで良いと満足する。
叱りすぎると、拗ねて、やらなくなる。
君はこうでしょ、君はこんな感じでしょ、なんて言いながら、程よく相手にしないという正直難しい距離感をホントに上手にやってくれていました。
良い意味で、Y先生の手のひらで踊らされる長男。
Y先生に絶対の信頼を寄せていましたね。
それでも、なかなか本気モードにならない長男は、しょっちゅう塾をサボって、友だちの家に行ったり、公園で遊んだりしていました。
そんな状態だから、夏休みになっても成績は全然上がらず、模試の結果は以前と変わらず。
なんなんだってなりますよね。
ホントに中学受験辞めてもいいんだよと何回話したことか。
だって、どれだけ塾が良くたって、本人にやる気がないんじゃね。
月7万もの塾代を払う意味がないですから。
夏期講習もキッチリ受けて、夏休みの間も塾には通いましたよ。
秋くらいの模試を受けても、全く成績が上がらないので、Y先生も呆れてました(笑)そりゃ、そうだよね。
それでも見捨てたりしないでくれたのは、ありがたかったです。
Y先生からの提案は、
毎日塾に来てください。
有名私立コースとその他のコースで、塾の日が分かれているけれど、有名私立コースの日にも塾に来て、自習室で勉強しましょう。授業中に過去問題を解かせて、授業と授業の間に、わからないところを見て、というのをやりましょう。
長男くんの場合は、もう過去問を解くしかないです。志望校は決まっているのだから、そこの過去問をとにかく解きましょう。
というものでした。
長男は、うげ!という感じでしたが、その提案を受け入れ、なおかつサボらないように、塾に行くために、私は毎日送り迎えをしました。
本当に育休中で良かったなという感じです。
仕事をしていたら、送り迎えなんてできません。
試験日は2月1日。
それに向けて、ラストスパートという感じになりました。