esminのブログ 〜わやだがね〜

3人の息子(専1,中3,小2)の子育てと旦那、家族を中心に、日々思ったことや愚痴、時々本の感想などを気ままに書いています。

転職日記〜番外編:子どもが病気になった時〜

こんにちは、えすみんです。

 

過去2回に分けて、上司とうまく行かず、前職を辞めたという話を書きました。

基本、どの上司も子育てにあまり理解がなく、特に、子どもが病気になった時や呼び出しの電話があった時の対応に、苦慮したということです。

 

呼び出しがあったのに、早退を認めてもらえなかったことについて、当時SNS掲示板か何かに載せたことがあるのですが、そちらで同じように共働きの方から意見をもらったことがあります。どの方も、上司は悪くなく、子どもが病気になった時に備えて、他の方法を取れるようにしておかなかった私が良くないという意見でした。中には、子どもが小さいうちには、一切旅行には連れて行かないという意見もありました。

きっとそれらの意見に賛成の方も多いのでしょうが、私はやはり納得がいきません。その辺りに、少子化の理由の1つなんじゃないかと思います。

子どもが病気になった時のことを考えてみようと思います。

 ★夫婦のどちらかが対応する

我が家では、基本的にこれです。どちらかが休みを取ったり、早退したりして、子どもの面倒をみます。大変なときもありましたが、夫婦で乗り切ってきました。

 

★親にみてもらう

早退の時は、夫婦どちらかで対応しますが、翌日以降の休みが取れない場合、インフルエンザ等で長引くことがわかっている場合、私の実母にヘルプをお願いしていました。愛知から来るので、新幹線代とこちらでの生活費を含めたお礼金を渡していました。1週間くらいの滞在で、約5万円です。時折、渡したお金がこっそり置いたままになっており、母が帰ってから気づくこともありました。

しかし、実母ももう70を超えています。手術をしたこともあります。持病を持っている75過ぎの父を家に置いたまま長期に留守にすることは、もうできないでしょう。

三男出産の時、産後の1ヶ月間、家事をしてくれましたが、もう次は無理だよって念押しをされたくらいです。

旦那の親は、自営業です。忙しい時でなければ、頼めば、みてくれます。自営業の家を空けられないので、みてもらうためには、実家に連れて行かなければなりません実家の側の高いパーキングに車を停めて出勤するのです。1度だけこれをやったことがありました。しかし、出勤時間に間に合うように実家に行くとなると、6時には家を出ないといけません。道が混むこともあるからです。順調に行けば、7時に実家に着きます。しかしながら、朝が遅い実家は誰も起きていないのです。病気の子どもを連れて行くとお願いしているんですけどね。

それに、病気で具合が悪い子どもを朝早くから連れ出すのもどうかと思い、結局一度だけで、以降はしませんでした。

 

そもそも親が健在でなければ、無理です。安易に親にみてもらえというのは、どうなんでしょうか。

 

★ベビーシッターを利用する

前職の時にも利用したらどうかと言われました。一度は検討したことがあります。しかしながら、ベビーシッターを利用するということは、子どもがシッターさんに慣れていないといけません。しかも病気で弱っている時に。ということは、子どもが病気でもなんでもなく、元気な時からシッターさんに預け、慣れる必要があります。ここで問題なのは、シッターに預けるためには費用がかかるということです。我が家は共働きではありますが、さほど裕福ではありません。元気で保育園に預けられるにもかかわらず、シッター代をさらに支払うのは、痛い出費です。

また、せっかく慣れたシッターさんが、急な病気の時に対応してくれるのか?という心配もありました。

さらにもう一つ、家にシッターさんを入れるということ。旦那はこれを1番嫌いました。ちゃんとしたシッターさんが多いとは思うんですが、やはり何かが無くなるとかそういう心配をしなくてはならないことが、旦那は嫌だったようです。

我が家はベビーシッターを利用することはありませんでした。

 

保育ママを利用する

住んでいる市では、保育ママ制度があります。家で子どもをみますよーっていう方が登録をして、利用したい人に紹介してくれるというものです。長男の時に登録をしました。しかし、市から誰一人として紹介してくれませんでしたので、次の年には登録更新をしませんでした。

近所で登録している保育ママさんと知り合い、話を聞きましたが、基本的には1ヶ月単位でいつ利用するかを決めるんだそうです。月末が忙しいなら月末にとか、そういう具合に。

しかし、それでは急なお願いには は対応できないということです。

市から紹介がなかったことといい、あまりニーズに合っていないのだなと思いました。

結局、保育ママの利用はありませんでした。

(13年も前の話なので、今は改善されているかもしれません)

 

★病児保育を利用する

病気だけど比較的症状が安定していたり、微熱程度の場合とかに利用できる保育園です。市にもいくつかあります。先日調べたら、病児保育の保育園が増えていました。びっくりです。長男次男の頃は、市内に2ヶ所しかなく、預けるには車で片道40分ほどかかりました。

病気の子どもを朝からそこまで連れて行き、一旦家に帰って車を置いてからの出勤では、半日が潰れます。保育園は8時からしか開いてないですし、延長もありません。結局、お迎えのためにまた早退をしなければならないのです。

結局、1日休んだ方がいいということになります。

しかも、朝なり、前日なり、予約をしないといけないのです。病気の子どもが多ければ、結局預けることができないのです。

そもそも普通に保育園に預ける時でさえ、慣らし保育で1週間や2週間かけて、徐々に保育園に慣らしていくというのに、病気になってる時に、一度も行ったことのない保育園に預けることができるのだろうか?という疑問を感じます。

我が家は、病児保育の利用も諦めました。

 

★結論として

子どもが病気になった時にどうするかを考えてみましたが、結局、夫婦で頑張っていくしかないという結論に達したわけです。

共働きの方の中には、上記のどれかを利用してる人もいるでしょう。それでうまくいっている人もいると思います。

あくまで、我が家の場合です。

 

結論として、なぜ病気の子どもを素直に看病することが認められないのか?ということです。優先順位として、仕事を優先している人は、それでも良いでしょう。人それぞれです。逆に仕事より子どもを優先する人もいるということです。

人によって価値観や考え方が様々であるのに、自分と違う価値観や考え方を認めようとしないというか、許容範囲の狭い人が多いように思います。みんな違って当たり前なのに。

独身の上司、子無しの上司、子どもはいるけど、奥さんが専業主婦の上司。3人の上司は、子育てに対する理解がありませんでした。子育ての経験がなくても、上司たるもの、少しの想像力を働かせることができるのではないかと。

子育てでなかったとしても、親の介護であったり、もしかしたら配偶者の介護かもしれません。いろんなケースが考えられると思います。

介護離職という言葉もあります。子育ての場合、小学校に上がるタイミングで離職する方もいます。保育園に預けることができなくて離職する人も。

仕事との両立が難しいということですよね。

 

行政や制度が行き届かない部分はありますが、会社側として、家族が病気になって、その介護が必要な時に、休みを与えることを許さなかったり、休んだり、早退したり、残業しなかったりすることを非難することが当たり前であることに問題を感じるんです。

それが当たり前であるから、子どもが小さいうちは旅行に連れて行かないとか、預け先の確保をしなかった方が悪いという考えに、みんなが陥るのではないでしょうか。

決して仕事をないがしろにしているわけではありません。最後の職場では、一番の成績を残しました。やることはやります。

ただ、子どもが病気の時に休みたい。運動会を見たい。授業参観を見たい。というだけなんです。それがそんなにいけないことなのでしょうか。

それが当たり前の職場で働きたいと切に願うわけです。

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