こんにちは、えすみんです。
ついに緊急事態宣言が解除されましたね。
なんにせよ、ウイルスが死滅したわけではないので、どうしたもんだろ?と思います。
ここのところ、土日に余裕がありって、何度も書いている気がしますが(笑)、
とにかく簿記に受かってからの余裕が、想像以上なもので、いろんなことができているんですよ。
その1つに、たまった録画の消化。
連続ドラマや2時間ドラマ、漫才、映画などなど。
2時間ドラマについては、先日も書きましたね。
連続ドラマは、コロナの影響で撮影が中止なので、早々に見終わりました。
1番たまっていたのは、『ブラタモリ』。
私個人は大好きなんです。初期の頃から見てますね。
初期の頃は、まだタモリが笑っていいとも!をやっていたので、遠出ができず、都内とか元町とか近場ばかりでした。時間も夜だったし。
今ではほぼ毎週に近い頻度でやってますんね。これもコロナの影響で、アンコール回になったりしてますけども。
で、このブラタモリが溜まりに溜まってました。平成の回が残ってたりして(笑)
なんでこれだけ溜まるかというと、私しか見ないからですね。ドラマなどは、家族も見たりするので、先に消化しやすいんです。テレビが1台しかないので、私しか見ないものは、後回しにされがちです。母親あるあるでしょうかねぇ。
ブラタモリって、散歩しつつ、地形とか歴史とか時代背景とかも学べて、すごく良いと思うんですよね。子どもたちにどれだけこの良さを教えても、なかなかわかってくれないし、旦那もそうなんだよなぁ。旦那はたまに一緒に見てくれるけど、だから?っていう感じで、反応が薄い。
たまっていたブラタモリを見て、めちゃくちゃ興奮したのが、島原の回。
島原といえば、島原の乱が有名ですけど、まさしくその話。隠れキリシタンは、今も隠れているみたいな(笑)それもすごいんですけど、籠城したお城の話。
私は、城好きでもあって(笑)、全国津々浦々お城を巡っていました。過去形なのは、子どもができてから、全然行けてないんです。まだ行ったことのないお城がたくさんあります。
島原の乱で籠城したのは、原城という場所なんですが、ものすごく広いんですよ、原城。
海辺の小高い場所で、海からの攻撃は無理。それでも、かなりの兵が送り込まれたから、3ヶ月の籠城の末に、全滅しちゃいました。
3ヶ月も籠城するには、水と食料が必要になります。特に水ですよね。海辺には近いけど、海水を真水に変えるのは難しい。では、どうやって水を得たのか。
原城には湧き水が貯まった池があったんです。で、この池の水はどこから?って話になるわけです。
ここでブラタモリならではの崖の地層を見るわけですね。
崖の地層が2つに分かれている。下は海底が盛り上がってできた泥岩。上は火砕流の蓄積物。
タモリはなんなく当ててしまうんですけど、火砕流の部分は水を通すけど、泥岩は通さない。火砕流を通り抜けて、泥岩で水がその地層に沿って、流れるわけですよ。流れ出た先に、池ができたというわけです。
これの何が興奮するかって、火砕流の層は、なんの層か?と考えると…
Aso-4!
タモリは、これまた当ててしまうんですけどもね。知識量が半端じゃないですよね、脱帽です。
阿蘇山の噴火はAso-1~4まであって、4が1番大きいと言われています。
そのAso-4の噴火が約9万年前。
もうこれを聞いたら、興奮してきません?(^^)
だって、9万年前の噴火によって、島原の乱の籠城の水が確保できたって!
すごくないですか?
私だけなのかな、これでこんなに興奮してしまうのって。
誰かわかってくれないかなぁ。
どんなことでも、昔に起きたこで、少なからず未来に影響を与えているというのは、理解はしているんですよ。わかっているんです。
日本という国の成り立ちとか、恐竜が滅びたとか、そういうことも含めて。十分に理解しているつもりではあったんです。
今までも、ブラタモリを見ながら、ここの岩盤がこれを生み出したとか、この地形だからこうなったとか、そういうのはたくさんありました。この地形だから、ここに城を建てて、城下町が発展してとかいう話もたくさんありました。
それでも、なんかこのAso-4からの籠城の水って、9万年前から江戸時代っていう繋がりが、すごいというか。
繋がらないようなことが繋がっている、年月の間隔がものすごいのに、繋がっているっていう。
うまく説明できないんですけど、
例えば、火山の熱で温泉が湧き出ているとか、なるほど温泉はそういうものなのねっていう理解。この理解にはさほど興奮しない。
このAso-4からの水が池を作って、田んぼや畑を潤したっていうことだったら、そんなに興奮しなかったと思う。
籠城の水っていう、繋がりがなさそうなところで繋がっていたということが、興奮のポイントのように思う。
わかってもらえるかなぁ、この興奮。どうかなぁ。
この後、昔のアンコール回で、熊本の自噴する井戸っていうのを見ました。前にも見た回だったんだけど、たぶんその時はそこまでの感動もなく、すでに忘れていた内容(^_^;)。
でも、島原の回を見た直後の自噴する井戸でしたので、これも阿蘇山!って興奮です!
しかも自噴する井戸は、Aso-4ではなくて、Aso-2か3。
Aso-2ですよ、Aso-2。何万年前の話なんだって。
しかもこれで、熊本市民の水をまかなっているという量ね。
すごいですよねー。
ちょろちょろっていう湧水とはレベルが違う。
で、この興奮を誰かと分かち合いと思ったわけなんですよ。
息子たちも旦那も全然興味なしなので、1人で興奮して、バカじゃないの?っていう感じ。
そもそもブラタモリの面白さ自体、誰かと分かち合いのかも。
こういうのは、学生時代は話し相手に困らなかったけど、今じゃ話し相手を探すのも難しいからなぁ。
あー、話したい❗️分かち合いたい❗️