こんにちは、えすみんです。
3連休の最終日、いかがお過ごしですか?
旦那の夏休みが終わるので、主婦の夏休みの最後を、1人でコメダモーニングしております。
至福の時ですな(^_^)
前回のブログで「最後の医者は桜を見上げて君を想う」の話を少ししましたが、この作品をLINEマンガで読んだんですね。
好きな漫画は本でちゃんと揃えるタイプなのですが、LINEマンガってとりあえず読もうっていうのにすごく便利ですね。なので、ちょこちょこっとLINEマンガを時間を見て読んでいます。
その中で、『虹の岬の喫茶店』を見つけました。
こちらは、小説を先に読んでいます。結構前に読んだもので、マンガはどんな感じなのかなぁという興味で読みました。
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こちらの小説は、オムニバスになっています。1つずつの話が独立しているけど、前の回に出た人の話が、後から出てくるという感じで、時系列的に繋がっています。
岬の上にあるあまり人が来ないような喫茶店のオーナーの女性と、そこに訪れる人の話ですね。
オーナーの女性のほんわかした雰囲気というか、優しい人柄に包み込まれるような話です。少しずつ悩みを抱えた人が喫茶店を訪れるんですけど、オーナーの性格と美味しいコーヒーに出会って、前向きにやり直すという。
オーナー自身の話は最終話にあります。オーナー自身はだんだん年老いて体も弱くなっていくし、気力も弱くなっていくけど、最後にまた前向きになるという。
人情味のある話が多いですね。
小説がコミック化したり、実写化するとがっかりすることが多いんですけど、この小説も例外ではなく、吉永小百合さん主演で映画化はされたものの、小説とはちょっと違ってしまって、映画の方はガッカリした感じです。
逆にマンガの方は、小説に忠実でした。イラストになった登場人物も雰囲気を損なうことなく、描かれていると思います。イメージ通りではないでしょうか。
現実にはオーナーのようなこんな良い人いないだろうって思ってしまいますが、それでも読んでしまうのは、そういう人をどこかで求めてしまうからかもしれないですね。
岬の端にある喫茶店なので、交通の便は悪そうですが、子育てに行き詰まったり、夫婦生活に行き詰まったり、なんか今の生活から逃げ出したいって思った時に、この喫茶店に行って、少しでもホッとするというか、辛い気持ちを解放することができたら、すごく良いなあと思います。
たぶん、これを読んでいた時、私自身が育児と仕事で苦しんでいた頃だったはず。。。
よく小説を読む気力と時間があったなぁって自分でも思うんですけど、あまりに辛くて、たぶん小説を読むことで気分転換というか、なんとかしていた時期だったかも。その頃は電車通勤だったから、たった20分だったけど、その時間がとても貴重な時間だったんですよね。
この小説(喫茶店)は、生活に疲れた方が訪れて、少しでも癒すことができるのではないかなぁって思います。
ちなみに、こちらの小説の喫茶店は、千葉県の鉾南町にモデルとなる喫茶店が実在しています。
同じ関東圏内ですが、なかなか千葉に行くことがなく、まだ行ったことがないのですが、いつか訪れてみたいです。
良かったら、お手に取って、読んでみてください。