こんにちは、えすみんです。
金曜ロードショー、見ましたか?『バックトゥザ・フューチャー』。
何回見ても面白いですよね。
今、かなりの科学の進歩がありますし、あの映画の30年後の未来すら超えてしまったけれど、あの当時の科学的なことを考えると、80年代のあの当時、人気が出るはずだよなーって。
金曜ロードショーは、リクエスト企画を今していますが、前回は『天使にラブソングを』
この映画も好きですねー。面白いし、ゴスペルに興味を持ったきっかけでした。私自身は音痴ですけど(笑)聞くのは自由ですからね〜。2もやってくれるといいなぁ。
映画と音楽の話。
NHKのこの番組、ご存知ですか?『駅ピアノ』。
時に『空港ピアノ』だったり、『街角ピアノ』だったり。
ピアノを弾いてる方のちょっとした人生を垣間見るというか、人との出会いとか、なんか好きなんですよねー。
私はピアノ、全然弾けないんですけどもね。
ピアノ、音楽というものが人を豊かにする気がするんですよねー。プロでなくても、例え下手であっても、なんかいいんですよね。
コロナでイベント等が中止になった時、ある番組で交響楽団の方のインタビューを見たんです。軒並みコンサートが中止になって、「ああ、僕の仕事は不要不急なんだな。無くても生活できるものなんだな」って。
その後楽団の方達がリモートで合奏しているニュースを見たんです。楽団も維持費がかかるので、自粛が続けば、破綻するって。
なんだか寂しい気持ちになってしまったんですよねー。音楽って不急かもしれないけど、不要ではないですよね?
なんか音楽という文化が真っ先に切られてしまう世の中って、寂しい感じがします。
そこで思い出した映画が『ミュージック・オブ・ハート』
ああ、楽天ではもう中古しかないのね。Amazonはあるかな?
メリル・ストリープ主演の映画です。かなり好きな映画です。
実話を元にした映画なんですが、治安の悪い地域の小学校でバイオリン教室をする女性。
バイオリン教室のサクセスストーリーです。
順風満帆だったバイオリン教室が、予算削減で閉鎖を余儀なくされます。
教育の現場で、1番先に予算削減の憂き目にあうのは、芸術の分野。
閉鎖されるバイオリン教室を続けるために、コンサートをやって資金集めをしようとします。
当初使用するコンサート会場がトラブルで使えなくなり、いろいろなことがあって、カーネギーホールでコンサートを開くことになります。
あのカーネギーホールですよ。すごいですよね。いちバイオリン教室のコンサートがカーネギーホールって。
最後のコンサートのシーンでは、本物のプロのバイオリニストが出演して、子どもと一緒に演奏するんです。
イツァークパールマン、アーノルドスタインハート、アイザックスターン、マークオコーナーなどなど。
これだけでも映画を見る価値がありますよねー。
このコンサートでかなりの資金が集まって、バイオリン教室は存続できることになるっていう話。
前にも書いた映画で『陽のあたる教室』というのがあります。こちらで書きました↓
この話でも、予算削減で音楽と美術がなくなってしまいます。
なんだかなぁって、思いません?
私は別に音楽が得意でもないし、生業にしているわけでもないけど、音楽は聴くし、コンサートだって行きます。音痴だけど、歌ったりもします。
先に紹介した駅ピアノのように、そのピアノの通して、出会いがあったり、人生を少し豊かにする力があるように思うんですよね、音楽って。
衣食住に比べたら、確かに不要不急だけれども、無くなっていいものではないと。
経済活動の低下は、単に生活すること以外にも大きな影響を与えてしまうんですよね。
ホントに、安易な自粛生活はやめていただきたい。
子どもたちにもやっぱり音楽には触れて欲しいですよね。知っていることと触れていることは、決してイコールではありませんから。
そうそう、『ミュージック・オブ・ハート』の中で、バイオリンのうまい男の子がいるけど、バイオリンケースを男が持つのはカッコ悪いみたいなことを言って、妹に持たせているシーンがあったんです。
そこでメリル・ストリープ演じる女性がいう言葉。
「才能を無駄にすることの方がカッコ悪い」
(記憶が間違ってたらごめんなさい)
良い言葉ですね〜。
長男に聞かせてやりたいよ、全く。素直に聞いてくれないけれども。
才能があったとしても、努力をしなければ、才能が開花しないわけでね。
何もしなかったら、何もならないわけで。
音楽を通して、映画を通して、不要不急であることととか、文化を守るとか、なんかいろんなことを考えてしまいました。
良かったら、映画も見てみてください。