こんにちは、えすみんです。
Yahoo!で見つけた記事で、『母親になって後悔してる』という本が今話題で、共感を呼んでるというのがありました。
この本自体は読んでないんですけど、この記事を読むだけで、ああ、そうだろうなぁって、やっぱり共感しちゃいましたね。
私自身は母親になって後悔しているわけではないんだけど、子育てへの重圧と子どもがいなかったらできたこととか、子どもいない場合の別の生活っていうのを考えることは多々あります。
記事にも、子どもは愛してて大切だけれども、母親になったことを後悔してるみたいな人が多くいるっていう感じのことが書いてありました。
だから、個人的には後悔っていう言葉がはまってない感じがしてます、たぶん。
さっき書いたように、子どものいない別の人生を考えることがみんなあるっていうことじゃないのかな。
この本はイスラエルの方が書いてて、ヨーロッパでも反響があったみたいなんだけど、封建的な社会の方が、共感を得やすいのかなって。日本もそうだし。アメリカとかだとちょっと反応が違うのかなって、勝手に思うけども。
本の中での質問「過去に戻れるなら母親になるか」「母親であることにメリットはあるか」のどちらにもいいえと答えた人の話が書いてあるみたいです。
自分ならどうだろう。
私もやはりどちらにもいいえと答えるかもしれない。
すでに子どもを産んだ今の記憶を持ったまま、過去に戻るなら、たぶんいいえだろう。
子どもを産まなきゃ良かったっていうのとは、違うんですよね。
やっぱり、子どものいない別の人生を経験してみたい。
さらに言うなら、結婚すらしない人生を歩みたいとさえ、思います。
母親のメリットって何ですかね?
そもそもメリットデメリットを考えて、子ども産まないし、子育てしないので、考えたことないけれども。
何かの番組で、妊娠によって生理が止まることで、女性の体のホルモンバランスが良くなるって見たことがあって、妊娠しないとずっと生理が来るという状態が、体に良くないらしいです。だからメリットとしたら、それだけなんじゃないかと思います。
妊娠、出産の生活もキツいし、子育てもキツい。特に産後は自分の時間の全てを子どもに費やしますし。
母親だから、母親のくせに、そういう重圧もあります。
そもそも、私は選ぶことができるなら、男に生まれ変わりたいです。それくらい女であることがイヤですね。
子育てに悩んでいた頃、書いたブログがあります。今、悩んでないわけではないですけど😓
esmin.hatenablog.co母親にだけ、子育てにかかる責任がめちゃくちゃあるんですよ。
世の中の男性、父親にはきっと感じてない重圧が。
それと、家事の負担も。
今でこそ、男性の育休とか家事をする男性も増えてきましたけど、それでもやっぱり、母親(女性)の負担は、減っていないのではないかと思うんですよね。
24時間365日母親は母親であって、自分のための時間が削られてる。
父親も同じように24時間365日父親のはずなのに、全然そんなことない。
だから、専業主婦で1日家にいるのは楽でいいなって発言したり、俺より稼いだら家事をやってやるよみたいな発言を平気でする男性がいる。
女性でもいるけど、圧倒的に不倫をするのも男性だ。子どもの父親であるという意識が低いから不倫をするような気がする。
こういうブログも書いています。
仕事して働いているんだから、子育てを50:50にするなんて無理みたいな発言を受けて書いたんですよ、確か。
結局ね、父親側の意識の差なんじゃないかって私は思うんですよね。
仕事を理由に、子育てを放棄して、父親であることの責任から逃れているだけって思うわけです。稼いでいるからいいだろって。
逆に働く母親が子育てを放棄したら、ものすごく言われるわけですよ。同じように働いているのに、父親は許されるけど、母親は許されないっていう感じ。
我が家の長男は3歳の時に大火傷をしています。その時一緒にいたのは、父親です。それでも周りの人からは、お母さんがちゃんと見てないからみたいな感じで言われました。
子育てで何か問題がある時には、母親が問題視されるんですよ。
そりゃあ、母親にならなければって思いますよねー。
がんばって子育てしてきたのに、お前が悪いみたいなことを言われてね。
自分の時間を削って、子どもために衣食住を整えて、父親の稼ぎだけで足りなくて、自分も働いて、身を粉にして、子育てに向き合っているのに、誰も褒めてもくれないし、問題が起きた時の責任を1人で被らないといけないし。
逆に、父親は何やってんの?っていう批判的な意見が出てもいいと思うけど、そういう意見はあまり耳にしないよなぁ。
保育園の送迎だけで、イクメンですねーって褒められて。
授業参観に参加したら、教育熱心ねーって褒められて。
アホかって、思いますよ、ほんとに。
母親ってなんなん?って(笑)
父親の育児の参加率のいい北欧とかだと、この本の反響も違うんじゃないかと思うんですよね。ヨーロッパで反響あったって記事には書いてあったけど、日本での共感とは違う反響なんじゃないかって。
記事は反響があったとしかないんで、共感されているかどうかはわからないのでね。私の勝手な想像ですけど。
産まなきゃ良かったでしょとか、
産んだのは自分でしょとか、
親なんだからとか、
子どもが授からずにいる人からしたら、贅沢な悩みでしょとか、
そういうことではないわけですよ。
子育ての楽しみや子どもの可愛さとは別次元の話ってことです。
子育てがこんなに辛いとは思わなかったって言う人もいるでしょうからね。産むまでわからないことだってあります。
不登校になったお子さんの親が、普通に学校に行って、普通に恋愛して、普通に大学行って、みたいな普通の生活は簡単に送れると思ってたって。普通であることがこんなに大変だなんて思わなかったって思うんですよ。
我が家の長男も高校退学してますからね。普通に高校生活を送るんだろうって、私も思ってましたよ。長男の選んだ人生ですけど、普通からは逸れちゃったなって。
子が高校退学するような親っていう、ある種のレッテルもあります。
長男の高校退学を伝えた実父に言われた言葉です。
「お前の育て方が悪かったんだ」
ものすごい衝撃ですよね。ほんとに。凄まじいです。
でも、母親になったことを後悔してるって思わせる言葉ですよ、本当に。マジで。
先にも書きましたけど、問題が起きたら、母親の責任にされるんですよ。
この言葉に全てが詰まってます、ほんとに。
私ではない違う人が母親だったら、高校退学しなかったのかな?って考えちゃいますよね。
自分でなかったらって。
半分は父親の責任でもあるんだろうけど、そこの責任は日に当たらないんです。そういう世の中ですから。
だからやっぱり母親になって後悔してるっていうのは、共感しかない。